暗峠(くらがりとうげ)
暗峠(くらがりとうげ)は、大阪(東大阪市)と奈良(生駒市)に跨る生駒山をほぼストレートに突っ切るルート(※トンネル無し)で最短コースです。
普通はつづら折りとなるところをストレートに行くので当然ながら、かなりの勾配で最大31%や36%~41%(諸説あり)等と言われています。
国道の最大傾斜は最大12%と規定されいるものの余裕でオーバーしています。
ルート
左が大阪、右が奈良 標高は455m つづら折りではなく、ほぼストレート。
最短距離なので場合によってはカーナビが案内してしまうこともあります。
勾配
左端の開始地点の標高は79m、右端の2.3km地点では455mとなっています。
国道308号線(大阪側)
国道308号線の序盤付近。左から「枚岡公園」からのハイキングコースと合流。
見た目は登山道っぽいですが、やはり国道というこもあり、車やバイクもたびたび走っています。
山頂付近に民家もあるので生活道路としての一面もありますし、遠方から急坂を体験しにきているのか県外ナンバーも見かけます。
道中にいくつも設置してある標識
ルート中、かなりの区間でこれぐらいの勾配はあります。
生駒山にはいくつもの登山コースがありますが、308号線の勾配は登山コースよりかなりキツイです。
それもあってか、トレーニングに利用されている方も多く見かけます。
走りながら登ったり、自転車をこいで登ったり。尊敬します。
最大勾配:コークスクリュー
最大勾配かつ、うねりがすごい名物コーナー。数々のタイヤ痕が急坂であることを物語っています。
とはいえ、どの車も意外と普通に通過していきます。
タイヤ痕の原因は、勾配よりも路面のうねりだと思います。
あまりにイン側にいくと、内側タイヤから荷重が抜けてしまい、デフの効果も合わさり駆動力が路面に伝わりにくいのでしょう。
オフロードでスタックしてしまうのと同じ理屈かと。なので、なるべくアウト側を走行するのが無難です。
登山道
頂上付近
石碑・石畳
江戸時代に郡山藩により敷設された当時の石畳が残っていて歴史を感じる場所です。
バイクで走ると振動がすごい。
「暗峠」の石碑と「日本の道100選」のモニュメント。この急坂な峠道が愛されているということが分かります。
この付近の上を走る”信貴生駒スカイラン“は、現在の日本百名道に選ばれています。
峠の茶屋すえひろ
頂上にあるのが、「峠の茶屋すえひろ」メディアなどでも、たびたび紹介されています。
車2台分ぐらいのスペースもあり、空いていればそこにバイクや車も停めれそうです。
近くに車の駐車場もあるようです。
店内
店内のほかに、テラス席もあります。屋根もあり雨の日も利用できそうです。
メニュー
軽食やビールも販売しています。思ったよりメニューが多く驚きました。
手ぶらで登ってきて、ここで食事して帰るのもいいでしょう。
他にもある暗峠の魅力
棚田
頂上付近の棚田は、景観もさることながら自然を感じる音も魅力的です。
こちらの棚田もチェック👉あらぎ島(和歌山)・大浦の棚田(佐賀)
SNS posting(#暗峠)
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