大阪~談山神社の東大門〜木つつき館(奈良の深みを感じる)
大阪を朝イチで出発。少し肌寒いくらいの気温が、逆にツーリング日和を演出してくれる。

まず向かったのは、奈良県桜井市にある談山神社(たんざんじんじゃ)の東大門。ここは歴史を感じる荘厳な門構えが魅力で、愛車とのミスマッチが逆に“映える”と話題のスポットだ。歴史を感じさせる東大門、そしてメタリックなバイク。そのコントラストをスマホでパシャリ。ライダーなら一度は撮りたい1枚がここで撮れる。

そこからひとっ走りして到着したのが、「道の駅 奥伊勢木つつ木館」。この道の駅、ちょっと侮れない。地元の木材を使った工芸品や、天然木の一枚板など、木の香りが漂う“癒し空間”が広がっていた。木のアイテムを見ていると、つい時間を忘れてしまう。少し早めだけど、お土産をここでゲット。
伊勢志摩まぐろ食堂〜びん玉ロード(三重の味と風情)

昼どきに差しかかるころ、三重県南伊勢町にある伊勢志摩まぐろ食堂へ到着。ここは「灘まぐろ」というブランドまぐろを堪能できる、まぐろ好きにはたまらない店だ。迷いに迷ってオーダーしたのは、まぐろステーキと伊勢うどんのセット。ステーキはサイコロ状にカットされ、表面は香ばしく焼き上げられ、甘辛のタレが絶妙に絡んでいる。半レアの食感がなんとも新鮮!口の中でとろける感じがたまらない。
他のライダー仲間は、赤身のマグロ丼&伊勢うどんセット。こちらは、たまり醤油や塩など好みの調味料で味わえるスタイルで、それぞれが違った“味の旅”を楽しんでいた。

びん玉ロード

腹ごしらえを終えて立ち寄ったのが、「びん玉ロード」。ここはかつて漁師が浮きに使っていた“ビン玉”を、海沿いの遊歩道にずらりと並べた幻想的なスポット。昼間でも美しいが、日が落ちるとライトアップされて、さらにロマンチックな雰囲気になる。ヘルメットを脱いで、潮風を感じながらのんびり散策。こういう時間も、ツーリングの醍醐味だ。

パールロード〜君ヶ野ダム〜青山高原(絶景の連続)
次なるステージは、三重県の絶景ロード代表「パールロード」!鳥羽から志摩まで約24kmの海沿いルートは、まさに“絵になる”道。右手には海、左手には緑、前方には続くワインディング。アクセルを開けすぎないように気をつけながら、風と景色を満喫。
👉この道中には、伊勢神宮やコケコッコー共和国、前島食堂もおすすめ!
君ヶ野ダム

パールロードを堪能したあとは、ふらりと立ち寄った「君ヶ野ダム」。特に予定に入れてなかったスポットだけど、これがまた当たりだった。ダムの上から見下ろす風景は、まさに圧巻。
青山高原
そして最後の絶景スポット「青山高原」へ。関西の軽井沢と称されるこの高原は、標高も高く、見晴らしも抜群。なにより、道路沿いにそびえる風力発電の巨大風車群が圧巻で、ライダー魂を刺激してくる。風車を背景にバイクを停め、しばしのんびりと高原で深呼吸。

道の駅 宇陀路室生〜大阪帰着(異空間フォト&帰路)

帰路の途中、奈良に戻って最後のスポット「道の駅 宇陀路室生」へ。ここには、ステンレス製の巨大な球体が突如として現れる。まるで近未来のオブジェ。これは、世界的な彫刻家・井上武吉氏が手掛けたアート作品なんだそうで、ライダーたちの間ではバイクを球体に映して撮る“映え写真”スポットとして人気らしい。
もちろん、俺も例にもれず撮影。自分のバイクがキラリと球体に反射する姿は、なんとも不思議でカッコいい。最後の最後までフォトジェニックな旅だった。

そのまま再び大阪へ。走り慣れた道に戻ってくると、旅の非日常感がじわじわと現実に戻ってくる。でも、エンジンの余韻と満腹の記憶、絶景の数々が、心のガソリンになってくれる。

✅まとめ
奈良から三重をぐるっと走った今回のルートは、まさに“濃密”って言葉がピッタリの一日だった。
談山神社では歴史の空気を感じながらバイクを撮って、木つつき館では木の香りに癒され、伊勢志摩まぐろ食堂では激ウマのまぐろステーキをガッツリ。海沿いのパールロードでは絶景にうっとりして、君ヶ野ダムや青山高原では思わず声が出るほどの風景に出会えた。
最後は宇陀路室生の謎オブジェでしっかり“映え”も押さえて、大阪まで無事帰還。走って・食べて・撮って・癒されて…ライダーに必要な要素、全部そろってた感じ。
関西発の日帰りでもいけるし、何より飽きがこないコース。「次、どこ走ろうかな?」って思ってる人は、ぜひこのルート、試してみて!
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