大阪港(南港ATC)→別府港までの航路です。
幼いころから、わかりやすいカラーリングで存在は知っていましたが、実際乗るのは初めて。
バイクでの乗船も可能なので、ツーリングにも活用できるかと思い、まとめます。
出力は19,858 kW(27,000 hp)= 出力10kwの「スズキ ジクサー150」の1,986台分!!
ちなみに、ジクサーって何?という方はメンバー紹介記事をごらんください。
乗船動画
\ Youtubeチャンネルはこちら /
フェリーを選ぶ2つの理由
理由1 宿泊と移動が同時できる
船の中で、食事・入浴等ができます。
宿泊と移動が同時にできるのは魅力的です。大阪を20:20出航して、別府に8:40に到着します。約12時間の船旅。
理由2 陸路での移動は片道のみ
帰りを陸路で帰るとそれば、片道で済むのでドライバーについては疲労軽減になります。
それに往復で同じ道を通らないので、新鮮な気分でドライブを楽しむことができます。
予約から乗船まで
Web予約
こちらの公式サイトから予約ができます。日付・区間などを選択します。車は全長で料金が変わるようです。
公式サイト
乗り場到着
南港「ATC北」交差点から入っていきます。
このあたりに来たことはありますが、乗り場に向かうのは初めてです。次の信号を左折し、次を右に曲がると、左手に入口が見えてきます。
徒歩のお客さんはATCから直接乗り込めます。
▲ここから左に入っていきます。
これから乗船する「さんふらわあ こばると」が停泊していました。
大分県の別府港行きです。
全く知りませんでしたが、「さんふらわあ」には、いろいろ船の種類があるようです。今回乗船するのは「こばると」です。
SPEC
Spec | さんふらわあ こばると ■全長・全幅 153.0m・25m ■総トン数 9,245t ■航海速力 22.4ノット(時速約41㎞) ※最大速力(24.48ノット) ■デッキ数 7層 ■旅客定員 710名 ■車両搭載数 トラック100台、乗用車100台 |
チケットカウンターで発券
駐車場(乗船待機場所)から専用の通路を通って、ATC内の発券カウンターに向かいます。
こちらのカウンターで手続きをします。Web予約の番号を伝えるだけで簡単に手続きが済みました。
出航が20:20予定で、船内への車での乗船が19:00頃との説明。
その頃には車内でお待ちくださいとのことでした。
19:00の少し前、車に戻り乗船の時を待ちます。乗船のチケットです。
車両の積載
船尾から乗り込みます。
車両の積載スペースは2階建でした。
待ってる時は、この車全部乗るのか?と思いましたが、意外と余裕でした。1Fから入って、そのままスロープを登って、2Fへ。そこでUターンして車列に停めます。
船内の様子
船は4層構造になっていて、1・2階が車両用スペース、3階が、レストラン・浴場・売店などの共有スペース、4階が客室のスペースとなっています。
今回は個室を予約しました。部屋の鍵は乗船時に船内のカウンターで受け取りました。
船内には、このほかにレストラン・売店・大浴場・パブリックスペースがありました。バイクと同じく移動する乗り物ですが、快適にすごせる設備が揃った船はまさに対局。
売店は、お土産・パン・カップラーメン・お酒・パンなどが売っていましたが、弁当・おにぎり等は無くて、しっかりした食事はレストランを利用してくださいといった感じなのでしょう。ですので、レストランを利用しないのであれば、弁当等は乗船前に購入しておいたほうが良さそうです。
今回の部屋
スタンダードという部屋の様子です。2名用の個室です。テーブルとテレビ、洗面台と、2段ベッドがあります。アメニティはタオル、浴衣、歯ブラシ、スリッパがありましたので困ることはありませんでした。
室内にトイレはありません。予約してから気付いたのですが、窓がありませんでした。
夜は真っ暗で何も見えないのでいいか…と自分に言い聞かせます。
景色がみたければデッキかパブリックスペースに行けばいいのです。
航海中、ずっと単気筒バイクのような振動を感じて、心地よかったです。
コップの水が定期的に揺れていました。その動画を撮っておけば、見てる人に伝わっただろうなと思い、撮っていなかったことに後悔。
大阪(南港)出航
出航の少し前からエンジンは少し前から回転数が上がっているように感じました。
ゲートを閉じるためのワイヤーが巻き取られ、ゲートが閉まり、岸壁では固定しているロープも外され、それらも船内に巻き取られました。
その後、一層エンジン音が大きくなり、定刻通り20:20に南港のATCより出航しました。
▲出航の様子を船尾の展望デッキから撮影しました。エンジンが始動し、煙突から白煙があがります。その後、ゆっくり岸壁から離れていきます。
航海中
ずっと瀬戸内海を航海するので、大きな波もなく揺れは全く感じませんでした。エンジンの振動だけですね。それも自室にいれば感じる程度でなので、気になりません。
明石海峡大橋を通過
21:20頃、船内アナウンスで、まもなく明石海峡大橋の下を通過するとのこと。展望デッキにでてみます。
▲以前に乗船したジェノバラインも良い景色でしたが、今回は夜ということでライトアップされていてすごく綺麗でした。
初日の出
▲元日の朝ということで、船から初日の出が見えました。あいにく雲がかかっていたのですが、隙間から見えました。すごく赤く染まっていて見事な日の出でした、船内の他の乗客もザワザワしていました。
まもなく別府(大分県)
▲まもなく別府へ到着です。デッキはめちゃくちゃ風が強く、撮影機材を落としそうでした。
航海速度は22.4ノット(時速41㎞)だそうです。
別府到着
▲画像では小さいですが、「さんふらわあ」がもう1隻停泊しています。そこが目的地です。
別の船「さんふらわあ くれない」が停泊していました。そこに縦列駐車のように着岸します。この目立つカラーは昔からかわりません。なぜか安心感があります。
別府港に着岸
▲別府港に着岸します。岸壁にゴムの緩衝材があります。そこに当てる感じで着岸します。車やフルカウルのバイクでは信じられない方法ですが、船では当たり前。
▲サイドスラスターという装備によって横移動が可能となるらしいです。「サイドスラスター」という響きがすでにかっこいい。バイクにつけるとコーナリング性能アップするでしょう。ただ、陸上だと圧縮空気を利用するということに…ということは事前に圧縮空気を作ってタンクに貯めておく?もしくは、ジェットエンジンを横向きに搭載(レスポンスも悪い)するかでしょうか。どう考えても無駄ですね。
▲別府港に到着しました。正面に市街地があり、すぐ近くに山がせまっています。
ジャンル別
エリア別
北海道
東北
関東
中部・北陸
関西
中国
四国
九州
沖縄
検索
\ツーリングする全ての人に/
最後までお読みいただきありがとうございます。
下記リンクから応援いただければ嬉しいです😊
コメント