車検ついでに、いろいろ悪い箇所が見つかって修理したので、その様子をお届けします。
フロントフォーク オーバーホール
まずは、フロントフォークのシール部分からのオイル漏れが見つかりました。
こうなっては、オーバーホールしてシール部分の部品の交換が必要です。
漏れたオイルがブレーキに付着して、いざというときにブレーキが効かない!となっては危険です。
それと、フロントフォークのオイルが無くなるとスカスカになってしまい、前荷重となったときに必要以上に沈み込み、走行性能に影響を及ぼします。
ブレーキキャリパー交換
元々は、ブレーキパッドだけ交換してもらうつもりでしたが、問題が発生しました。
キャリパーのピストン部分がサビて固着して引きずっている状態でした。
純正のトキコ製ブレーキキャリパーは、あまり耐久性が無いようです。
ピストン部分がサビて固着しやすいようです。
ショップの方も、ZRXの純正キャリパーが今でもついている事に驚いていました。
さて、修理の方法としては…
- 純正キャリパーをオーバーホールして、消耗した部品を交換する。
- キャリパーごと社外品に交換してしまう。
それぞれ、金額含め検討したのですが、①ですとピストン数が多く部品点数・工賃が高くつくうえに、修理したとしてもあまり耐久性が無いとのことでした。②のほうが部品代としても安く、ブレンボはピストン部分がコーティングされているらしく耐久性が高いようです。それにデザイン上も優位です。
というわけでブレンボ製キャリパーへ交換しました。
今回購入したのは、おそらくコチラ↓
ブレーキホース交換
さらに問題が出ました。
ブレーキホースがゴム製のため経年劣化であまり良い状態ではなく、再利用はできないとの診断でした。
やむなくホースも交換です。
画像ではわかりにくいですがメッシュホースで圧力損失もなくレバー操作の力がきっちりキャリパーに伝達します。
メッシュホースだと、銀色のものをイメージしていたのですが、装着されたものはメッシュの上に黒い半透明のチューブでコーティングされているようなものでした。
ブレーキマスターシリンダーのピストン
こちらも、傷んでいたようで交換となりました。ブレーキフルードを交換したあとにエア抜きをするのですが、エアが抜ききれない?ような状態だったとのこと。調べて行くと、この部品が傷んでいたようです。
その他
ウインカーレンズにヒビが入っているとのことでした。割れてしまうと車検に通らないようです。
クラッチフルードも早々に交換したほうが良いようです。
まとめ
ブレーキは、いざというときに止まれなければ命にかかわることにもなりますので特に重要です。ここはケチらずキッチリとしたメンテナンスが必要ところです。
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