奥入瀬渓流(国道102号線):十和田湖東岸の秘境へ│青森

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奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)は、青森県 十和田市に位置する宝石のような場所です。

十和田湖東岸に広がり、国指定の特別名勝および天然記念物として誇り高く存在します。

この記事では、奥入瀬渓流の魅力を四つのブロックに分けて紹介します。

目次

奥入瀬渓流の概要と特徴

奥入瀬渓流は、青森県十和田市に位置し、十和田湖東岸の子ノ口から北東に焼山まで約14 kmにわたる奥入瀬川の渓流です。

この美しい渓流は十和田八幡平国立公園に属し、国指定の特別名勝および天然記念物(天然保護区域)としても認められています。

奥入瀬渓流

奥入瀬渓流の位置と特徴

奥入瀬渓流についての歴史は、まず十和田火山の活動でできたカルデラ湖ができ、それが現在の十和田湖です。

十和田湖周辺は、その火山活動によって噴出された岩石や火山灰が積み重なってできた火砕流台地でしたが、現在の十和田湖の流出口「子ノ口」部分が決壊し、そこからの流水で浸食され深い谷が構成され、現在の奥入瀬渓流となりました。

1928年に名勝及び天然記念物に指定され、さらに1936年には十和田国立公園(現:十和田八幡平国立公園)に指定されました。
1952年には特別名勝及び天然記念物に格上げされました。

渓流沿いには国道102号が走り、自然遊歩道も整備されており、新緑や紅葉の時期には多くの観光客が訪れます。
奥入瀬渓流は、自然の美しさと歴史的な価値が融合した場所で、青森県を代表する観光スポットの一つです。

奥入瀬渓流の見所

  1. 上流域の滝と瀑布街道: 奥入瀬渓流の上流域では、魚止めの滝や九段の滝など、滝が連続して現れる「瀑布街道(ばくふかいどう)」があります。美しい滝と豊かな自然に囲まれたハイキングコースで、景観の魅力を存分に楽しめます。
  2. 中流域の景勝地: 中流域では、阿修羅の流れ雲井の滝などが見どころです。美しい渓谷や滝、豊かな植生が楽しめ、自然愛好家にとっては魅力的なエリアです。
  3. 下流域の文化と自然: 下流域には焼山エリアに奥入瀬渓流館があり、渓流の歴史や自然に関する展示や物産の販売が行われています。また、川幅が広がりつつも、惣辺や黄瀬には美しい森が広がり、自然と文化が共存しています。
  4. 四季折々の風景: 奥入瀬渓流は四季折々に美しい風景を楽しめる場所です。新緑の季節や紅葉の時期には特に多くの観光客が訪れ、自然の美しさを堪能します。
奥入瀬渓流の滝

奥入瀬渓流のガイドマップ

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