寝覚の床：美しさと奥深さを楽しむ、寝覚の床の魅力に迫る！│長野

長野県木曽郡上松町に広がる「寝覚の床(ねざめのとこ)」は、日本五大名峡の一つに数えられ、国の名勝にも指定されている景勝地です。

その美しい自然景観と歴史的な価値を持つ魅力を、詳しくご紹介します。

日本五大名峡
帝釈峡（広島県）・長門峡（山口県）・豪渓（岡山県）・寝覚の床（長野県）・昇仙峡（山梨県）

寝覚めの床の概要と特徴

寝覚の床は、長野県木曽郡上松町に位置する自然の宝石です。

この場所は木曽川の水流によって花崗岩が侵食されてできた自然地形であり、日本五大名峡の一つとして数えられています。

1923年に国の名勝に指定されたこの地は、エメラルドグリーンの美しい水面で知られています。

また、寝覚の床は中山道を訪れた歌人たちに詠まれ、長野県歌「信濃の国」にも登場します。

寝覚の床の地質

寝覚の床の地質は、中生界の粗粒黒雲母花崗岩で構成されています。

岩盤には方状節理が見られ、各段の高さと幅は数mで、最上段は約20mの高さがあります。

この岩盤は約1.2万年前に露出し、現在も侵食が続いています。

方状節理（ほうじょうせつり）とは、火山の岩が六角柱など多角形の形状で割れる現象です。急冷却で岩が割れ、柱のような形になります。日本では東尋坊が有名です。

寝覚の床の伝説

また、寝覚の床には伝説が多く伝えられています。

三返りの翁という長寿の薬を供給した伝説的な人物や浦島太郎伝説がこの地と結びつけられています。

四季折々の美しい風景を楽しみながら、自然に触れる贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

「寝覚の床」の基本情報

基本情報	寝覚の床(ねざめのとこ) ■所在地 　長野県木曽郡上松町上松１７０４ ■駐車場 　駐車場あり ■電話番号 　0264-52-1133 ■ウェブサイト 　kiso-hinoki.jp
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