北海道には美しい自然景観が満載ですが、その中でも「天に続く道」は特別な存在です。
この記事では、この道の由来や特徴について説明しましょう。
「天に続く道」の概要
北海道東部に位置する斜里町の大栄地区までの約18kmの直線ルート（国道334号・244号）です。道の先が”天に続くように見える”ことから、この名前がつきました。
ルートの途中に木製の展望台があります。
その展望台からは彼方まで続く直線の道路と畑やオホーツク海を見ることが出来ます。
直線ですが、高低差があるので道の先が天に向かうように見えます。
ツーリングにも人気のある絶景ルートです。
観光客の増加と反響
近年では急速に観光地としての知名度が上がり、その魅力が広まっています。
特に2010年代からは、SNSの影響力が大きく、多くの旅行者がこの道を訪れました。
2016年には航空会社の機内誌に掲載され、全国的な知名度を獲得。北海道外や国外からも観光客が増加しました。2017年の斜里町の調査では、平日でも1日500人以上の観光客が訪れ、2022年には年間約15万人もの観光客が訪れるようになりました。
北海道外からの観光客からは、「北海道らしい絶景」と感激の声が上がり、案内看板や新設の駐車場も好評を得ました。
この道はドライブスポットとしても人気であり、バイカーや自転車ツーリングの旅行者にも愛されています。台湾の自転車愛好者向け雑誌にも掲載され、国際的な注目を集めました。
ただし、観光客の増加に伴い、駐車場不足や交通トラブルが発生し、これらの課題の解決が求められています。そのため、今後の整備と観光振興に向けた取り組みが進行中です。
「天に続く道」は、その美しい景観と魅力が多くの人々に愛され、北海道を代表する観光地の一つとして輝き続けています。
「天に続く道」の基本情報
| 住所 | ■Start 北海道斜里郡斜里町峰浜 ■展望台 北海道斜里郡斜里町朱円東 |
| 地図 |
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