滋賀・甲賀の青土ダムってどんな場所?ライダーに人気の理由とは
滋賀県甲賀市の土山町。その山あいに静かにたたずむのが「青土ダム(おおづちダム)」だ。国道1号から少し逸れた先にありながら、実はライダーの間ではじわじわと人気が高まっているスポット。
この青土ダムは1988年に完成した滋賀県初の多目的ダムで、洪水調整・水道水供給など、地域の生活を支えている存在。でも、ライダーたちを惹きつけてやまないのは、そんな実用性じゃない。
その理由は、なんといっても“見た目がヤバい”から。コンクリートの重厚感に加え、見る人を圧倒する“2つの巨大な穴”。しかもそれが水を吸い込む姿は、まるで自然に開いた宇宙のブラックホール。初見なら「なにこれ、ホラー映画のワンシーン!?」と驚くこと請け合いだ。
走って良し、見て良し、そして撮って良し──。そんなトリプルスリーを誇るのが、青土ダムなのだ。

青土ダムの放水が特徴的なワケ
青土ダムの最大の見どころ、それが「半円形の2連常用洪水吐(じょうようこうずいばき)」。簡単に言うと、余分な水を自然に流す穴なんだけど──その見た目が唯一無二!
大きな半円の穴が2つ並んでいて、水面がその高さを超えると、自動的に水が吸い込まれるように流れ落ちていく。放水時は、湖面にぽっかりと空いた2つの穴から豪快に水が流れ落ちる様子が見られて、まるでSF映画のワンシーンのよう。ワケ
その様子が「ブラックホールみたい!」とダムマニアや写真好きの間で話題になり、Instagramでも映えると評判。もちろん、ライダー仲間との記念写真にも最高の背景になるぞ!
放水の瞬間を見たいなら?ベストなタイミングと事前チェック方法
ただし、この“ブラックホール放水”が見られるのはタイミング次第。自然越流式なので、一定の水位を超えないと水は流れない。
目安となるのが「貯水位292.00m」。この数値より少しでも水位が高いと放水が始まるけど、0.08m下がるだけでも止まってしまう…つまり見られるかどうかは運次第!
だから、行く前には必ず「滋賀県土木防災情報システム」の青土ダムページで、リアルタイムの貯水位をチェックしよう。できれば出発当日の朝や直前にも確認を!
ちなみに前日には放水していたのに、当日は水位が下がって見られなかった…なんて話もよくある。こまめな情報チェックは、最高のショットを逃さないための鉄則だ!



「青土ダム」の基本情報
基本情報 | 青土ダム(おおづちダム) ■所在地 〒528-0221 滋賀県甲賀市土山町青土 ■営業時間 - ■駐車場 駐車場あり ■ウェブサイト pref.shiga.lg.jp/ippan/kendoseibi/dam ■問い合わせ Tel:074-866-0294 |
地図 |
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まとめ
滋賀県甲賀市にある青土ダムは、全国でも珍しい”半円形の2連常用洪水吐”が見られるダム。ライダーにとっては、アクセスの良さ・見応え・撮影映えの三拍子が揃った注目スポットだ。
とくに、放水が見られるタイミングは限られているため、事前に貯水位のチェックは必須。リアルタイム情報を確認しながら、最高の瞬間を狙おう。
青土ダムを目的地にしたツーリングはもちろん、信楽や道の駅との組み合わせで一日満喫できるコースにもなる。ちょっとディープでフォトジェニックなダム旅、次の目的地にいかが?
移動本能に従え。そこに、旅の答えがある。
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