瑠璃光院: 京都の隠れた名刹と美しい日本庭園の魅力│京都

瑠璃光院の紅葉
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心静かに響く風の音、鳥のさえずりが調べる穏やかな空気。その中に佇む美しい建物と庭園が、まるで別世界への扉を開けるかのようです。

京都市左京区に佇む「瑠璃光院(るりこういん)」。
この寺院は元々は別荘として造られましたが、その歴史と美しさは多くの人々を魅了してやみません。

静寂な環境と日本庭園の美の調和が、心の奥深くに響く感動を約束しています。

本記事では、瑠璃光院の歴史、建物と庭園の魅力、そして訪れる際のポイントをご案内いたします。

一歩踏み入れることで、別世界の美に包まれる旅が始まります。

目次

瑠璃光院の特徴と概要

瑠璃光院(るりこういん)は、京都市左京区上高野に位置する美しい寺院です。

この寺院は、岐阜市に本坊を置く「浄土真宗無量寿山光明寺」の支院として存在しており、その本尊は阿弥陀如来です。

瑠璃光院はもともと別荘として建てられ、広大な1万2000坪の敷地に、日本庭園と数寄屋造りの建物が広がっています。

特筆すべきは、通常は非公開となっている瑠璃光院が、春季・夏季・秋季に一般公開されることです。

この特別な機会に訪れることで、寺院内部の美しさや風情に触れることができます。

また、瑠璃光院はその名の通り、美しい瑠璃色の光が広がる場所として知られており、書院2階からの景色には庭園のカエデが映り込む幻想的な風景が広がっています。

一般公開の二日は公式サイトをご確認ください。ちなみに2023年は下記の通り
・春季 4/15~5/31 10時~17時(16:30受付終了)
・夏季 7/1~8/17 10時~17時(16:30受付終了)
・秋季 10/1~12/10 10時~17時(16:30受付終了)

瑠璃光院の建物は、数寄屋造りの美しい造りと、日本庭園との調和を重視したデザインが特徴です。

建物と庭園は大正末期から昭和にかけて造営され、中村外二による建物の設計と、佐野藤右衛門一統による庭園のデザインがその美を彩っています。

この調和のとれた建築と自然の美が、瑠璃光院の魅力の一端を担っています。

書院2階と、書院の机に映り込む楓

瑠璃光院は、静寂なる空間と美しい庭園、歴史的な価値が融合した場所として、訪れる人々に心の安らぎと感動をもたらしています。

その美しい建物と庭園を通じて、日本の伝統的な美意識と精神性を感じ取ることができるでしょう。

瑠璃光院

新緑や紅葉が床や机に映り込む様子が、この世のものとは思えない息をのむ美しさです。

「瑠璃光院」の基本情報

基本情報瑠璃光院(るりこういん)
■所在地
 京都府京都市左京区上高野東山55
定休日
 通常非公開 公開時期は公式サイト確認
料金
 大人:2000円 学生:1000円
駐車場
 なし(周辺駐車場を利用)
問い合わせフォーム
 rurikoin.komyoji.com/contact
ウェブサイト
 rurikoin.komyoji.com
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